結婚祝い・結婚式マナー
■結婚祝いの贈り物の選び方
お祝いの品で一番多いのは食器セットです。その他、キッチン用品、パジャマ、アルバムなどが定番です。親しい間柄でしたら希望の品を聞くのがいいでしょう。置き物や飾り物など趣味性の高いものを贈る場合は、相手の好みもあるので注意しましょう。
タブーとされるものは、「切れる」「壊れる」をイメージするもの、包丁や鏡など、本人が希望する場合には贈ることもあります。贈る時期は結婚式の1週間前くらいに届くようにします。また、お祝いのメッセージカードを添えると喜ばれます。

■結婚祝いのお祝い金
現在では、披露宴にお祝い金を持参することが一般的となっています。本来なら招待状が届いたらすぐにお祝い金を贈ります。遅くても、挙式の1週間前までの吉日、午前中に自宅へ出向いて贈るのが正式です。持参する際にはふくさに包んで持っていきます。ふくさがない場合は、代用として小さなふろしき、ハンカチなどで包みましょう。
金額は新郎新婦との関係、年齢によって変わってきます。友人同士で招待されている場合など、自分と同じくらいのおつきあいをしている人がいれば聞いてみるのがいいと思います。
表書きは「寿」「御結婚御祝」「御祝」とし、水引きは赤白か金銀の結び切りをかけます。

■お祝い金の目安
兄弟・姉妹20代(50,000円)
30代〜(100,000円)
おい・めい30代(30,000円)
40代(50,000円)
50代〜(100,000円)
いとこ20代〜30代(30,000円)
40代〜(50,000円)
友人・知人20代〜30代(20,000円)
40代〜(30,000円)
勤務先同僚20代(20,000円)
30代〜(30,000円)
勤務先部下20代(20,000円)
30代〜(30,000円)

■結婚祝い
金額の目安20,000〜100,000円
表書き寿、御結婚御祝、御祝
水引赤白か金銀の結び切り



■招待状が届いたら
招待状が届いたら返事は早めにしましょう。返信はがきの場合、御出席、御住所、御芳名などの「御」は必ず線を引いて消します。出席、欠席のどちらかをまるで囲みます。片方は線を引いて消します。はがきの余白にはお祝いのメッセージを、欠席する場合は理由も書きます。はがきの表面のあて名ですが、「○○ ○○行」となっているので、「行」線を引いて消し、「様」に直します。
はがきに書く際には黒の毛筆か万年筆、ペンで書きます。薄いグレーやブルーは使用しません。また、ボールペンは事務的な感じを与えることがあるので避けます。

■欠席する場合
どうしても出席することができない場合は、結婚祝いの贈り物やご祝儀を贈り、お祝いの言葉と理由を伝えます。結婚式当日には祝電などが届いていると喜ばれます。また、すぐに出欠が決められない場合は、早めに連絡を入れておきます。連絡を入れる際には、お祝いの言葉と理由を伝え、返事はいつまで待てもらえるか確認します。出欠が決まったら早めに連絡し、期日までには必ず連絡します。

■忌み言葉
結婚式、スピーチ、お祝いの言葉でタブーとされる忌み言葉があります。特にスピーチの中でうっかり使ってしまわないように気をつけましょう。
切る、切れる、離れる、別れる、終わる、破れる、出る、戻る、去る、帰る、捨てる、飽きる、滅びる、苦しい、壊れる、たびたび、かさねがさね、再び、皆々様、四、九など。

■会場でのマナー
披露宴開始の30分前までには到着しているよう、余裕を持って家を出ましょう。受付する前に、コート、手荷物がある場合はクロークなどに預けておきます。
受付の際にはお祝いの言葉を「本日はおめでとうございます。」などと言い自分の名前を伝えます。御祝儀袋はその場でふくさから取り出します。渡す際には相手側に向けて渡します。
控え室では、新郎新婦のご両親がいる場合、「本日はおめでとうございます。お招きいただきありがとうございます。」などとお祝いの言葉とあいさつをします。
披露宴の席では、同じテーブルの中でなごやかに楽しめるように気を配りましょう。スピーチ中は食事の手を休めて聞くようにします。お手洗いなどで席を立つ場合も同様です。なるべく、歓談中や、お色直しで新郎新婦がいない時に行くようにします。披露宴が終わり退席する時には、同じテーブルの人にあいさつをしてから退席しましょう。
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